地球温暖化で溶け始めた700歳の氷河

国土の11%が氷で覆われている北方の国、アイスランド。

近年、この国の青い氷河が消え始めており、やがて消えゆくのではないかとも言われているんです。

氷河であるオクヨークルが形成されたのは700年前。

NASAの調査によれば、この氷河は、1901年時点で、38㎢。その厚さは、50mでした。

今では、その面積は1㎢弱、厚さは15mとなっています。

かつて巨大であったこの氷河が、小さな氷の塊となってしまうまでに、およそ1世紀を要しました。

そして2014年には、この氷河は、動きを止め、公式に消えてしまったとされたのです。

タイムスタンプ:

小さな氷になってしまった氷河 0:17

アラスカの氷河に何があったのか 2:44

110億トンの氷が1日にして消えた 5:19

世界で最も標高の高いスキーリゾートが閉鎖された理由 6:59

NASAの見解 9:30

概要:

-氷河を意味するヨークルをその名から失い、オクヨークルはオクというなの火山となりました

-アイスランドの地質学者は十年前から氷河の消失を予想しており、すでにアイスランド北部では330あった氷河のうち56が消失しました。オクヨークルは中でも最大のものと言われていました

-同様の現象が世界中でも発生していました。地球の10%を覆う氷河は地球の平均気温の上昇に伴って急速に融解を始めています

-キーナイフィヨルド国立公園に位置するペダーソン氷河は20世紀を通して大きさが減少し続けており、様々な地形を作り出しています

-キャロル氷河はかつてほどの大きさを持っていません。丘のふもとには静かな湖が作り出されており、緑豊かな一帯となっています

-ムアー氷河のあった一帯は百年前には氷に閉ざされていましたが、今では緑あふれる大地となっています

-一帯には巨大な湖が残され、谷は海水で満たされムアー湾となり、花が咲き乱れています

-トボッガン氷河はかつて広大でしたが、百年もたたずして大きく減退しました。かつては殺風景な灰色な大地でしたが、2000年には低木が丘の斜面に生い茂るようになりました

-グリーンランドは世界で2番目に氷河が消失している場所と言われています

-2019年7月31日、グリーンランドは110億トンの氷を失い、7月だけで1970億トンの氷を失いました。これは研究者の予測の三倍の数値でした

-南アンデスは1兆2000億トンの氷を50年で失い、世界で急速に氷河が失われている第3位の場所となっています

-ペルーに位置するクオリカリス氷河は熱帯に存在する数少ない氷河でしたが、33年間溶け続け、現在も危険な速度で縮んでいます

-ボリビアは2009年にチャカルタヤスキーリゾートを閉鎖しました。ここは世界で最も高い場所に存在するスキーリゾートでした

-2005年にはタンザニア、キリマンジャロの冠雪が11000年以来初めて溶けたと言われています

-9年前、NASAはアイスブリッジ計画を発表。北極及び南極の氷の観測を始めました

-今年NASAは、その氷がかつてないほど小さくなっていることを発表しました。その速度は研究者の予想を上回っていました

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声の出演:宮司道章造(Studio Kiwi)

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