ありえない速度で超危険着陸を行った航空機

1988年12月31日のことです。まだクリスマス気分が残る頃、ロシアのカリーニングラードからウクライナのオデッサへと向かう旅客機が目的の空港へと着陸準備を開始しました。
ご存知ないかもしれませんが、ロシアにとって新年とはビッグイベント。実はクリスマスよりも盛大に祝われるものなのです。もしかしてその事実が、Tu-134便のフライトに起こった原因なのかもしれません。

この日の天気はあまり喜ばしいものではありませんでした。暗く荒れた空、強風に視界不良、そして低く垂れ込めた雲…客室乗務員たちには事前にフライト状況についての警告がなされていました。全てのシステムはオールグリーン。飛行機はごく当たり前に目的地へと向かったのでした。事はオデッサの航空交通管制が着陸の許可を出した時に起こりました。パイロットが着陸態勢に入るべく準備を整えると、事態は急転直下します。航空機が非常に速い速度で降下していったのです…

タイムスタンプ:
警告メッセージを無視した乗務員たち 0:48
…そして最悪のミスへ 2:14
着陸速度の記録 4:05
道路へと飛び出たボーイング-737 5:41
「私のキャリアはここまでだ」 9:20

#飛行機 #飛行 #危険な事

概要:
-操縦士は高度7500mの段階で警告のメッセージを受けましたが、乗員はそれを無視しました。後でわかった事ですが、この時正操縦士は問題などない、このまま着陸できると確信していたのだそうです。

-パイロットはその速すぎる速度を保ったまま滑走路へと降り立つことを決めたのです!これほど愚かな決定があるでしょうか?その時点で飛行機の速度は時速450キロで、この数字は安全と推奨されている着陸速度の330キロよりもはるかに速いものでした。

-この状況で最も驚くべきことは機内において誰一人としてこの異常性を理解していなかったことでしょう。
全てがいつも通りパーフェクトで、何も緊急事態は起こっておらず、平和そのもの…乗員たちの決断以外は、ですが。

-飛行機は滑走路のセーフティエリアギリギリまで走り抜け、滑走路外へと出る1.5m手前まで迫っていました。

-結果として、フライト中誰一人怪我をすることはありませんでしたが、これはただ運が良かっただけのこと。着陸には衝撃が伴い、そのせいで乗客達は怯えましたが、彼らは九死に一生を得たのでした。

-このTu-134便の事件は衝撃的とも言えるものですが、 唯一無二の大事件というわけでもありません。
例えば、ボーイング737などは滑走路の端すら越えて、混雑した通りへとオーバーランしたことがあります!

-機長は指示に対し肯定を返し、言われた通り実行しました。いったい誰が彼を責められるでしょうか?彼は指示に従っただけなのです。しかし起こったことは間違いなく最悪で、機長自身後で自分の行動を説明することすらできませんでした。

-減速しろという命令を口頭で受けなかったことで、彼らはそれまでの速度を変えることなく飛び続けたのです。

-のちに、彼自身何故そんなことをしたか説明できていません。一等航空士などは、間違いなく無理な着陸をしようとしていると分かっていたにも関わらず、機長が事故を避けるための何かを準備しているのだと信じていたそうです。

-やがて飛行機は金属フェンスと空港外周の壁に衝突、破壊しながらついには混雑した4車線の道路が通るハリウッドウェイの真ん中で停止しました。

-数ヶ月後、1455便の機長と一等航空士は二人とも事故が原因で解雇されました。そして当然ながら飛行機自体も甚大なダメージを受けていたので、後に廃棄となっています。

音楽:
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